今回の記事の内容は、以下のような悩みのある方に向けて作成しています。
- ブログを開設したけれど、どう構成していったらいいのか分からない
- ブログを作成していくうえで主軸になるようなものが分からない
- どういう記事を書いていったらいいのか、分からない
今回のお話はブログだけでなく、すべてのメディア制作に通用する考え方となっており、今後サイトを設計する上でとても重要なものとなってきます。
自分で商品を開発し、提供する際にも活用できる考え方です。
つまり、この考え方を身につければ、Web上のあらゆるコンテンツを作り上げることができます!
ぜひ、参考にしてください!
ブログサイトを作っていく考え方
ブログサイトを制作するには、まず全体像を明確にイメージする必要があります。
- どのようなブログを作るべきなのか?
- 誰に向けて記事を書くべきなのか?
- どのような内容を書けば読者が興味を持ってくれるのだろうか?
実際に作り始めると、このように悩むことがよくあります。
そして、これらを明確にせずに、ただ書きたい記事だけを書いてしまうと、
この記事を書く目的は何だったのだろうか?
なぜこの作業をしているのだろうか?
という状態に陥ってしまうかもしれません。
ブログの方向性を見失わないようにするためにも、どのように考えていけば良いか、分かりやすく解説していきます!
全体像は、木を作っていくイメージ
結論から言うと、ブログ制作は木を作ることだと考えてください。
この木とは、視聴者や読者にとっての理想世界を表します。
この理想の木の世界に行くと、どうなるでしょうか?
- 必要な情報がすべて揃っている。
- それだけではなく、そのブログを見ているだけで、視聴者が理想の未来に到達できる状態になっている。
このようにできれば素晴らしいですよね!
基本的なポイントは、まずは根っこから始まります。
根っこ
木には根っこがあります。
根っこというのは、そのブログを作る人の人生のバックボーンや想いだと考えてください。
その人の今までの人生や経験から始まり
↓
そこから価値観が形成され
↓
「自分はこういう発信をしたい」
「こういうサービスを提供したい」という考えが生まれます。
このバックボーンや想いは、人それぞれ違います。
「どういう人の役に立ちたいか?」
「どういうものを提供したいか?」
ということを考えると、「こういう人にこんな未来を届けたい!」というコンセプトが初めて浮かんできます。
幹
一番太い木の幹がコンセプトとなります。
コンセプトの意味がまだよく分からない方のために説明します。
「コンセプト」は、英単語「concept」を語源とするカタカナ語で、「概念」や「観念」という意味を持ちます。
英単語「concept」にはさまざまな意味がありますが、カタカナ語の「コンセプト」は特に「基本的な方向性」を示す言葉として用いられます。
物事の大まかな意味や内容を示したり、ベースとなる一貫した考え方を表現したりする言葉です。
ブログ制作での重要なコンセプトは、「誰にどんな未来を届けるのか?」
これがブログ制作をする上で一番重要となる主軸の部分になります。
ブログ制作をする場合は、まず
- バックボーンや想い
- コンセプト
これらを考える必要があります。
最初に行うべきことはこの2つの作業となりますので、ここからやっていきましょう!
枝
次にブログの進め方を考えます。
ブログをどのように進化させていくべきか、という観点から考えると、木というのは次に枝が生えるわけです。
この枝がブログでいうカテゴリーに分類されます。
カテゴリーは理想の未来に必要な重要要素。
すべての記事が重要というわけではなく、重要なエッセンスがあります。
理想の未来に必要な要素が枝として形成されるので、枝でしっかりとカテゴリー分けをしてあげてください。
そして、枝には葉っぱが生えてきます。
葉っぱ
葉っぱが記事になります。
ただし、葉っぱは1つの要素に過ぎません。
その1記事を見て成功することはなかなかありませんが、葉っぱは全体に関わっており、カテゴリーに属しています。
理想の木の姿とは…
視聴者が夢を実現し、理想の未来を達成するために必要な要素がすべて揃っている状態
これを作り上げて、視聴者に提案していきます。
つまり、「誰に」を意識して、その人に必要なものをすべて提供する感覚でブログを構築していくことが重要です。
このアプローチを徹底すると、自然とファンが増えていきます。
コンセプトの作り方 3つのステップ
ここからは、ブログ制作において最も重要な主軸の部分である「コンセプト」の作り方について解説します。
分かりやすく、3つのステップでお伝えします。
1,「誰に」を考える
マーケティングの世界では、「ターゲット」と「ペルソナ」という言葉がよく使われます。
ターゲットとペルソナの違い
ターゲットとペルソナの違いについて、分かりやすく説明します。
【ターゲットとは】
ターゲットとは想定顧客層のことで、年齢・地域・業種など、条件によって分類された集団のことを指します。
こちらのブログのターゲットはこのように設定しています。
【ペルソナとは】
ペルソナは、ターゲット内の特定の顧客像や仮想の人物を具体化したものです。
年齢や性別だけでなく、趣味やライフスタイル、ニーズや課題などを含めて詳細に決めていきます。
このブログではこのような方を想定しています。
簡単に説明すると、ターゲットは集団、ペルソナは個人ということです。
ブログでの「誰に」は誰?
結論から言うと、ブログのコンセプトの「誰に」はペルソナで考えます。
これは、より具体的で、自分が発信するコンテンツに最適な読者像を想像しやすいからです。
- 数あるブログ記事の中でも、ある特定の一人を想定して書かれているので、差別化ができる。
- 特定の人が来てくれるような、選ばれるブログになる。
- 雑記ブログになりにくい。
ブログ記事を書く際に「誰に」の部分をターゲットで設定すると、範囲が広すぎてうまく書けなくなることがあります。
そのため、ペルソナを決めることが重要になってきます。
2,「どんな未来を届けるのか」を考える
ペルソナが決まったら、次はその人にどんな未来を届けるかを考えます。
人は生きている以上、必ず何か悩み事を持って生活しています。
その悩み事を解決できるのなら、お金も払うし、行動するのです。
未来を届ける=悩み事がない世界を届ける
ということです。
なので、何をしたらいいかというと、
ペルソナの悩みを洗い出すことで、ペルソナ自体がより具体化します。
100個というと、気の遠くなる作業のように感じますが、カテゴリー分けして考えると意外と簡単に出来ます。
お金/収入/親/友人/将来/恋愛/子供/仕事/家族との関係/健康/美容/趣味/その他の悩み など…
これらを出していくと、よりリアルな人物像が思い浮かびます。
その人を想定して記事を書くことによって、心に響く文章が書けるようになってくるのです。
3,そのために、「どんな価値を提供するか」を考える
これが1記事1記事のネタになっていきます。
1記事=1要素で構成していく
私のブログのコンセプトはこちらです↓
40代シングルマザーが子供の成長を見ながらも、
webマーケティングで安定して月30万円稼ぎ、経済的に自立する
これを読んで私のペルソナはこんな不安を抱くでしょう。
- Webマーケティングって何?
- 本当に需要はあるの?
- 本当に稼げるの?
- 初心者でもできるの?
これを一つ一つ記事でお悩み解決してあげればいいのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
木をイメージしながらブログを構成することで、整理されたイメージが湧きやすくなりますよね。
コンセプトにペルソナを設定し、その人にどんな未来を届けるのかを考えることで、記事の焦点が定まり、読者に響く内容を提供できます。
ペルソナを設定することで、記事の方向性がブレずに済みますし、読者の心に訴えかける文章を生み出すことができるようになっていくことでしょう。
これからもこの意識を持ってブログを作成していくことで、素晴らしい成果が期待できると思います!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました(*^-^*)