- 説得力のある話し方ができるようになりたい
- 自分の意見やアイデアをわかりやすく伝えたい
- 人を納得させたり、行動をうながせるようになりたい
話上手な人って、内容が分かりやすくて伝わって説得力もありますよね!
そんな風になりたいなら、『PREP(プレップ)法』を取り入れてみてはいかがでしょう?
PREP(プレップ)法を使うことで、「自分の思い」を相手にスムーズに伝えることができますよ!
日常会話や文章作成、報告、プレゼンテーションなど、さまざまな場面で役立ち、円滑なコミュニケーションを実現できます。
話すのが苦手な方は、まずは日常会話の中でPREP法を試してみてください。
きっと、「説得力が増した」と言われるようになります。
それでは解説していきますね!
PREP法とは
PREP(プレップ)法は、分かりやすい文章や説明を作るための文章構成モデルであり、「文章構成の型」として非常に役に立ちます。
PREP法の構成
PREP法の構成は以下の通り。
Point(結論) | 最初に言いたいこと、結論、または主張を簡潔に伝える。 |
Reason(理由) | 次に、その結果となる理由を説明する。 |
Example(具体例) | 理由を裏付ける具体的な例やデータを伝える。 |
Point(結論) | 最後にもう一度結果を繰り返して強調する。 |
PREP法とは、「結論・理由・具体例・結論」から成り立つ、わかりやすい文章の構成です。それぞれの頭文字をとってPREP法と呼ばれています。
PREP法のメリット
PREP法にはいくつかのメリットがあります。
①明確さ
PREP法を使うと、話の流れが整理されます。
これによって、聞き手が話の要点をすぐに把握しやすくなります。
たとえば、先に結果を伝えることで、話の内容が明確になり、どんな話なのかを理解するのに時間がかかりません。
別のことを想像せずに済むので、ストレスがかかりませんよね!
これにより、相手にとっては情報を理解しやすくなります。
②説得力
PREP法は論理的な構成なので、自身の主張や意見に説得力が増します。
理由や根拠を明確に伝えるため、相手に納得してもらいやすくなります。
例えば、結果を伝えた後にその理由を説明することで、相手は理解しやすくなりますね。
このように、PREP法を用いたコミュニケーションは説得力を持ち、ビジネスや日常生活で非常に重要な役割を果たします。
③記憶に残る
PREP法では重要なポイントを強調することができます!
結論を先に言うことで、相手の記憶に残りやすくなるんです。
さらに、具体的な例や説明を加えることで、話の内容がより鮮明になります。
これにより、聞き手が情報を覚えやすくなり、会話や文章を読んだ後も内容を思い出しやすくなります。
PREP法の具体例
今回はPREP法を使わなかった場合と、使った場合のシチュエーションを考えてみました。
シチュエーション:Webの勉強を始めたい主婦が、夫に初めて打ち明ける時の会話。
PREP法を使わなかった場合
主婦:「最近、興味があってWebの勉強をしてみたいんだけど、どう思う?」
夫:「Webの勉強?なんでよ?」
主婦:「最近、ITの進化も速いし、自分も時代についていきたいなって思って。」
夫:「そういうことなら、あまり興味がないけど、好きにやればいいよ。」
主婦:「でも、どうやって勉強すればいいかわからないし、お金もかかるかもしれないし…」
夫:「それなら、無理にやる必要はないよね。趣味の範囲でやればいいんじゃない?」
主婦:「そうだね…。ありがとう。」
Webの勉強はやらないことになったみたいですね💦
PREP法を使った場合
主婦【結論】:「最近、興味があってWebの勉強をしてみたいなと思ってるんだけど、どう思う?」
夫:「え、Webの勉強?なんでよ?」
主婦【理由】:「私、最近ずっとWebについて学びたいなって思ってて。理由は、今の時代に適応したいし、新しいスキルを身につけたいから。」
夫:「なるほど、君がそう思ってるなら、サポートしてもいいよ!どんな勉強をするつもりなの?」
主婦【具体例】:「まずは基本的なWebデザインやWebマーケティングを学びたいんだ。自分で色々と考えられるようになりたいんだよね。」
夫:「わかった、それなら一緒に勉強したり、必要な本を買ってあげよう!」
主婦【結論】:「ありがとう、一緒に勉強するの楽しみだな♪」
PREP法を使っただけで、話の展開も変わりましたよ!
PREP法をうまく使うコツ
PREP法をうまく使うコツは、話の冒頭で「結論から言うと」というフレーズを使うことです。
この簡単な言葉を使うことで、結論を先に言わざるを得なくなります。
そうすると、相手にとっては理解しやすくなり、伝えたい内容もスムーズに伝わります。
娘「ママの好きな食べ物は何?」
私「結論からいうと、焼肉!特に今週は疲れが溜まっているから、お肉が食べたいわ~。色んな種類が一度で食べられるし、焼くのも個人個人でやってもらえるから、ママは楽ができるのよね。だから、焼肉が好き!」
娘「なるほどね!」
娘「ママの好きな食べ物は何?」
私「この前行ったあのお店、なんて名前だったっけ?ほら、あそこの…、タレが美味しいあの料理。今度行きたいね!」
娘「で?何が好きなの?」
このように、「結論から言うと」というフレーズを使うことで、相手にとっても伝わりやすくなります。
ビジネスの場面でも同様に活用できるので、ぜひ試してみてください!
まとめ
いかがでしょうか?
PREP法を使うことで、話の要点をわかりやすく伝えることができ、聞き手に理解されやすくなります。
そして、説得力のあるコミュニケーションが可能になってきますので、ぜひ日常会話やビジネスシーンで積極的に取り入れてみてください。
今日から話す会話はすべてPREP法で!笑
そうすれば、とてもいい練習になりますよ。
最後までお読みいただきありがとうございました(^^♪