こんにちは！しいなです。
- 読者の心を惹きつける文章が書けない
- 商品を販売してもなかなか売れない
その答えは、読者や顧客自身も気づいていない深層心理を理解して、満たしてあげているかどうか。
その深層心理のことを『インサイト』といいます。
このインサイトを読み解くことで、読者や顧客の心をグッとつかむことができますよ。
そして、インサイトを活用すれば、セールスも上手くいくし、読者を惹きつける文章が書けるようになるので、行動を促すことができるようになります！
人は最終的に感情で判断し、感情で動きます。
その感情を理解する必要がありますね！
行動の決め手となる『インサイト』。
ぜひ、マスターしていきましょう！
インサイトとは
インサイト（insight）は、直訳すると「洞察」「本質を見抜く」という意味です。
具体的には以下のようなものを指します。
- 相手が知らない新事実
- 相手が気付いていない新しい欲求
- 真実の欲求
- 意外な事実
そして、マーケティングの分野では、「消費者の隠れた欲求」という意味でよく使われます。
つまり、顧客自身が気づいていない隠れた本音や潜在的なニーズを指します。
このようなインサイトを探り当てることで、購買意欲を引き出すきっかけとなります。
インサイトの重要性
ユーザーが欲しがるものは、現代の移り変わりの速い時代だと、ただニーズを知っているだけでは追いついていけませんよね。
ユーザー自身が気づいていない、心の奥深くにある欲求を探し出し、理解することが大切です。
そして、そのインサイトを探求することこそが、他との違いを生み出すことに繋がります。
「おぉっ！」となる一押しがあるだけで、購入に繋がるケースなどありますよね！
その購入の決め手となる、心に響く一言が重要なんです！
インサイト見つけるための３つのポイント
次に、インサイトを見つけるための３つのポイントを紹介します。
- データを集める
- データを分析する
- 固まった考え方をしないようにする
詳しく解説しますね！
1.データを集める
まず、できるだけたくさんのデータを集めましょう。
アンケートやグループインタビュー、一対一のヒアリングの情報に加えて、ウェブサイトのアクセス状況や過去の履歴など、あらゆるデータを用意します。
多くの種類のデータを集めることで、より正確なパターンを見つけることができます。
2. データを分析する
次に、さまざまな角度からデータを分析します。
集めたデータが多ければ多いほど、詳しく分析することができます。
しかし、大量のデータを手作業で分析するのは大変です。
そこで、分析ツールを使って作業を効率化することが重要です。
データは毎日変わるので、定期的に分析することも必要です。
また、結果だけでなく、その結果がどうしてそうなったのか、経緯や背景も詳しく見ることが大切です。
分析ツールを使うと、より簡単に詳細な分析ができます。
3.固まった考え方をしないようにする
最後に、大切なことは、固まった考え方をしないようにすることです。
新しいアイデアを見つけるためには、柔軟な考え方が必要です。
決まった考えに縛られず、いろいろな角度からデータを見てみましょう。
これができると、消費者が本当に欲しい商品やサービスを見つけやすくなります。
このようにして、多くのポイントを押さえれば、より良いアイデアを見つけてマーケティングに役立てることができます。
企業のインサイトマーケティング事例3選
大手企業もインサイトをマーケティングに活用しています。
その理由は、既存の需要に対応する商品は既に充実しているからです。
成長を続けるためには、顧客の内に秘められた欲求に応える商品を開発する必要があります。
ここで、その具体例を3つ紹介します！
①スターバックスのモバイルアプリ
スターバックスは、顧客の行動データを使ってモバイルアプリを作りました。
このアプリは、顧客の購買履歴や好みを知って、個々に特別な特典やプロモーションを提供します。
そうすることで、顧客はスターバックスの商品やサービスを継続的に利用し、それによって得られる満足感や利益を受け取ります。
この取り組みにより、顧客満足度や信頼度が向上し、スターバックスを継続的に利用する顧客が増えました。
顧客の情報を使って、顧客が満足することができる一石二鳥の取り組みですね！
②資生堂（Shiseido）
資生堂は、顧客の肌質や好みに合わせた化粧品を提供するために、顧客のデータを分析しています。
具体的には、顧客が購入した化粧品や使用したスキンケア製品の情報、肌質や好みに関するアンケート結果などを収集し、データ解析を行っています。
このデータを元に、オンラインでのカウンセリングやメイクアップサービスを通じて、顧客のニーズに合わせた製品を提案しています。
例えば、肌の乾燥が気になる顧客には保湿力の高い製品を、肌のトーンアップを希望する顧客には明るい色合いの化粧品を提案するなど、個々の顧客に最適な商品を提供しています。
③ユニクロ（UNIQLO）
ユニクロは、顧客の購買履歴やサイト上での行動データを活用して、個々の顧客に最適なファッションアイテムを提案しています。
具体的には、顧客が過去に購入した商品や閲覧履歴、購買頻度などの情報を収集し、データ解析を行っています。
このデータを元に、顧客に合わせた商品のおすすめやコーディネート提案を行い、カスタマイズされたショッピング体験を提供しています。
例えば、特定の季節によく購入する顧客にはその季節に合ったアイテムを、特定のカテゴリーの商品をよく購入する顧客には関連商品を提案するなど、個々の顧客の好みやニーズに合わせた提案を行っています。
まとめ
上記の内容をまとめると、
インサイトは以下のようなものを指します。
- 相手が知らない新事実
- 相手が気付いていない新しい欲求
- 真実の欲求
- 意外な事実
そして、インサイトを見つけるためのポイントは３つあります。
- データを集める
- データを分析する
- 固まった考え方をしないようにする
大企業のインサイトマーケティングの事例も、とても参考になると思います。
インサイトはマーケティングやライティングでも、相手に行動や購買を促す上で非常に重要なテクニックとなります。
これをうまく活用することで、相手の行動や購買意欲を刺激することができます。
新しい情報を得ることで得られる納得感や信頼感は、相手が何かを決める際に後押しをしてくれる大きな力となります。
ぜひ、これらのテクニックを使いこなしてみましょう。
きっとあなたのビジネスに素晴らしい変化が訪れるはずです。
最後までご覧いただきありがとうございました(^^)/
