前回の記事では、SEO対策の種類について解説しました。
内部対策、外部対策、そして内部対策にはコンテンツSEOとテクニカルSEOがありましたよね!
今回はその中のテクニカルSEOに重点をおいて解説したいと思います。
たしかに、難しそうですよね。
テクニカルSEOは奥が深いので、2記事に渡って解説していきたいと思います。
【1記事目】
- テクニカルSEOとは
- テクニカルSEOのメリットデメリット
- テクニカルSEOの種類
【2記事目】
- テクニカルSEOの施策
SEOで上位表示を考えているのであれば、必ずやっておかなければならない対策です。
やさしい文章でできるだけ丁寧に解説しますので、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
では、いってみましょう♪
- テクニカルSEOとは
- テクニカルSEOのメリットデメリット
- テクニカルSEOの種類
テクニカルSEOとは
テクニカルSEOというのは、あなたのウェブサイトが検索エンジンにうまく見つけてもらい、情報を正しく取り込んでもらうための基本的な対策のことです。
検索エンジンには「クローラー」と呼ばれるロボットがあり、これが毎日たくさんのウェブページを巡回して情報を集めています。
このクローラーがあなたのサイトに来たときに、ページの内容をスムーズに読み取れるようにするのがテクニカルSEOです。
例えば、サイトの中にあるテキストや画像、動画などがきちんと認識されないと、検索エンジンはそのページを評価せず、検索結果に表示されにくくなってしまいます。
だから、テクニカルSEOを行うことで、クローラーがサイト内を快適に回れるように整えて、すべての情報をしっかり集めてもらうことが大切です。
また、テクニカルSEOはウェブサイトの表示速度や押しやすさなども含まれます。
ページが素早く表示されると、訪問者もストレスを感じずに利用できるので、検索エンジンも高く評価してくれます。
簡単に言うと、テクニカルSEOはあなたのウェブサイトが検索結果で上位に表示されるための第一歩なのです。
最初にしっかり取り組むことで、検索エンジンにきちんと見つけてもらえ、訪問者にも快適に利用してもらえるサイトを作ることができます。
テクニカルSEOのメリットデメリット
テクニカルSEOのメリットデメリットについて解説します。
テクニカルSEOのメリット
テクニカルSEOのメリットには以下のような3点が上げられます。
- 自然な検索からのアクセスが増える
- 効果を数値で確認できる
- やるべきことがはっきりしている
詳しく解説していきます!
1. 自然な検索からのアクセスが増える
テクニカルSEOを実施することで、あなたのウェブサイトが検索エンジンで上位に表示されやすくなり、結果としてアクセス数が増えます。
たとえば、サイト内にある同じ内容のページを1つのURLにまとめたり、HTMLタグを正しく設定し直したりすると、検索エンジンからの評価が上がります。
このような対策を行うことで、以前よりも多くの人が自然にあなたのサイトを訪れるようになります。
2. 効果を数値で確認できる
テクニカルSEOの成果は、Google AnalyticsやGoogle Search Consoleといったツールを使って簡単に確認できます。
これらのツールを使えば、アクセス数の変化や、どの対策が効果的だったかを数値で把握することができます。
もし成果が出ていない場合でも、問題がどこにあるのかを見つけて改善することができます。
また、効果が出ている場合は、他のページにも同じ対策を広げてさらなるアクセス数の増加を目指せます。
3. やるべきことがはっきりしている
テクニカルSEOは、初心者でも取り組みやすいように、Googleが公式にガイドラインを提供しています。
このガイドラインに従って、一つ一つの対策を漏れなく実行すれば、誰でも成果を出すことができます。
一方で、コンテンツSEOは正解がないことも多く、努力しても結果が出ないことがあります。
その点、テクニカルSEOはやるべきことが明確なので、計画的に進めやすいです。
テクニカルSEOのデメリット
テクニカルSEOは非常に有益な取り組みですが、以下のようなデメリットもあるので、注意しておくことが大切です。
- 実施できない場合がある
- 難しい技術が必要
- コンテンツの質と量も重要
詳しく解説していきます!
1. 実施できない場合がある
テクニカルSEOはとても役立つ対策ですが、使っているサーバーやCMS(ウェブサイトを管理するシステム)によっては、実施が難しいことがあります。
例えば、現在のサーバーでは対応できない場合、新しいサーバーに移行する必要があります。
この移行作業には、ドメインの移管やデータのバックアップ、新しいサーバーの設定など、多くの手間と費用がかかります。
また、これには基礎的な知識を持ったスタッフが必要になります。
2. 難しい技術が必要
テクニカルSEOには、ウェブサイトの技術的な設定を変更する作業が含まれることがあります。
これはHTMLやCSSの知識、ウェブサーバーの設定変更など、専門的なスキルが必要な場合があります。
こうした技術的な作業は、利用中のサーバーやCMSによっては難しいことがあるため、SEOの専門知識を持った人や、技術的なサポートができる人が必要です。
3. コンテンツの質と量も重要
テクニカルSEOはウェブサイトの「土台」を整える作業ですが、土台が整っていても、サイトの内容(コンテンツ)が充実していなければ意味がありません。
検索エンジンで上位に表示されるためには、質の高いコンテンツをたくさん用意することが必要です。
テクニカルSEOだけでは、他の競合サイトと差別化することは難しいので、ユーザーが求める情報を充実させることも大切です。
テクニカルSEOの種類
テクニカルSEOには、大きく分けて2つの種類があります。
- クローラー向け
- インデックス向け
それぞれの内容を分かりやすく説明しますね。
クローラー向けの対策
クローラーとは、検索エンジンがインターネット上を巡回して、ウェブサイトの情報を集めるためのロボットのことです。
クローラー向けの対策は、このロボットがあなたのウェブサイトをスムーズに回れるようにするためのものです。
例えば、クローラーが必要な情報を簡単に見つけられるようにサイトマップを作ったり、ページの読み込み速度を速くしたりします。
また、クローラーが読み込まなくていいページを教えることで、重要な情報を集めやすくすることも大切です。
インデックス向けの対策
インデックスとは、クローラーが集めた情報を検索エンジンのデータベースに登録することです。
この登録がきちんと行われないと、検索結果にあなたのウェブサイトが表示されにくくなります。
インデックス向けの対策には、ページのタイトルや説明文をわかりやすく書いたり、ページ内のリンクを適切に配置することが含まれます。
また、同じ内容のページが複数ある場合は、一つにまとめることも重要です。
まとめ
今回の記事の内容をまとめます。
テクニカルSEOとは、あなたのウェブサイトが検索エンジンにうまく見つけてもらい、情報を正しく取り込んでもらうための基本的な対策のこと。
- 自然な検索からのアクセスが増える
- 効果を数値で確認できる
- やるべきことがはっきりしている
- 実施できない場合がある
- 難しい技術が必要
- コンテンツの質と量も重要
- クローラー向け
- インデックス向け
簡単に言うと、クローラー(ロボット)に分かりやすく伝える方法ということですね!
次回、テクニカルSEOの具体的な施策について解説していきます!
ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました(^^)/