説得力のあるメッセージを書きたいのだけれど、なかなかうまく書けない、と悩むことはありませんか?
私もお客様のお店のイベントを宣伝して欲しいと頼まれたとき、どのように宣伝したらいいのか悩んでいました。
そんな時に見つけたのが、PASTORフォーミュラ!
皆さんも知っているであろう、有名なYouTuber『イングリッシュおさる』さんが使っている手法です!
今回の記事では、PASTORフォーミュラの各ステップを詳しく解説し、読者の心を掴む方法をお教えします。
ポイントさえ押さえれば、初心者の方でも簡単に使えますよ!
それでは、始めます♪
PASTORフォーミュラとは
PASTORフォーミュラは、マーケティングの専門家、レイ・エドワーズさんが作った、売れるセールスレターを書くための方法です。
下記の頭文字をとって『PASTORフォーミュラー』と名付けられています。
P: Person, Problem, Pain(人物、問題、痛み)
A: Amplify, Aspiration(増幅、あこがれ)
S: Story, Solution, System(物語、解決策、システム)
T: Testimony(証言)
O: Offer(オファー)
R: Response(反応)
それでは、それぞれのステップについて詳しく説明します!
1. P: Person, Problem, Pain(人物、問題、痛み)
このステップは以下の3つの要素から成り立っています。
- Person(人物)
- Problem(問題)
- Pain(痛み)
1. Person(人物)
まず、誰に向けて書いているのかを明確にします。たとえば、主婦に向けて書いているなら、その人の生活や日常の悩みを理解することが大切です。
2. Problem(問題)
次に、その人がどんな悩みを抱えているかを考えます。たとえば、「家事と育児の両立が大変」といった具体的な問題をあげます。
3. Pain(痛み)
最後に、その悩みがどれだけ深刻かを伝えます。たとえば、「いつも疲れてしまって、自分の時間が取れない」といった感情に訴えかける表現を使います。
最初に、お客様がどんな人かを考え、その人がどんな悩みを持っているのかを理解します。そして、その悩みでどれだけ困っているかを伝えます。これにより、お客様が自分の問題を意識し、続きを読んでもらいやすくなります。
例文
「毎日の家事と育児で疲れていませんか?自分の時間がなかなか取れなくて、イライラしてしまうことありませんか?」
こうすることで、読者が自分のことだと感じ、さらに興味を持って読み進めてくれるようになります。
2. A: Amplify, Aspiration(増幅、あこがれ)
このステップは以下の2つの要素から成り立っています。
- Aspiration(憧れ、共感)
- Amplify(増幅)
1. Aspiration(憧れ、共感)
まず、自分もお客様と同じ悩みを抱えていたことを話します。これにより、お客様が「この人もそうだったんだ」と共感しやすくなり、親近感や信頼感が生まれます。
2. Amplify(増幅)
次に、お客様の問題がどれほど深刻かを掘り下げて説明します。「このままだと大変なことになる」といったように、問題が解決されなかった場合の悪影響を具体的に伝えます。また、「こんな理想の状態になりたい」という希望や憧れを描き出すことで、お客様がそのギャップを意識し、問題を解決したいという強い思いを引き出します。
お客様が抱える問題を共感をもって伝え、その問題の深刻さや解決したいという気持ちを増幅させます。
例文
「私も家事と育児の両立で本当に悩んでいました。毎日疲れ果てて、自分の時間が全く取れない。常にイライラしてしまって、こんな状態が続いたらどうしようと思っていました。あなたも同じような悩みを抱えていませんか?このままだと心身ともに疲れ果ててしまいますよね。でも、もしこの問題が解決できたら、もっと自分の時間を楽しめるようになるかもしれません。」
このようにして、お客様が自分の問題に気づき、それを解決したいという思いを強く感じてもらうことができます。
3. S: Story, Solution, System(物語、解決策、システム)
4. T: Testimony(証言)
このステップは以下の要素から成り立っています。
- Testimony(証言)
- Transformation(変身)
1. Testimony(証言)
自分以外の人が、あなたの解決策を使ってどんな結果を得たかを紹介します。これにより、「この方法は私だけでなく、他の人にも効果があるんだ」とお客様に安心してもらえます。
2. Transformation(変身)
証言を通じて、お客様が解決策を使ったことでどれだけ生活が変わったかを示します。具体的な成功例を挙げることで、お客様に信頼感を持ってもらえます。
他の人の成功体験を共有し、その解決策が実際に効果的であることを証明します。
例文
「この方法を試した他の方も、同じように素晴らしい結果を出しています。例えば、友人のAさんは、この方法を使って家事の効率が大幅に上がり、毎日自分の時間を取れるようになりました。また、Bさんはこの方法で育児と仕事のバランスが取れ、ストレスが減ったと喜んでいます。」
このように、他の人の証言を使うことで、お客様に「自分にもできるかも」と感じてもらい、解決策に対する信頼感を高めることができます。
5. O: Offer(オファー)
このステップは以下の要素から成り立っています。
- Offer(オファー)
Offer(オファー)
ここまででお客様に共感を持ってもらい、信頼感を築いたら、いよいよ商品の提案です。ここで初めて具体的な商品やサービスを紹介します。
お客様の利益を第一に考え、押し売りにならないように注意しながら商品を提案します。
例文
「今度はあなたが悩みを解決する番です。私や他の人が成功したこのノウハウや商品を、あなたにもお伝えします。この商品を使えば、あなたも同じように問題を解決できます。」
商品を提案する際は、お客様にとってのメリットを強調し、どうやってその商品が彼らの問題を解決するかを具体的に説明します。また、行動を促すために期間限定の特別価格やボーナスを提供することも効果的です。
6. R: Response(反応)
このステップは以下の要素から成り立っています。
- Response(レスポンス・行動)
Response(レスポンス・行動)
最後に、お客様が商品を購入するための行動を促します。ここまでのステップを通じて、お客様に行動を起こしてもらうための最後の一押しを行います。
お客様に具体的な行動を促すメッセージを伝えます。
例文
「今すぐこのボタンをクリックして申し込んでください。キャンペーンは今だけです。お見逃しなく。」
お客様に行動を促すためには、次のような強力な「コール・トゥ・アクション」(CTA)が必要です:
- 「今すぐ購入する」
- 「今すぐ申し込む」
- 「無料トライアルを始める」
さらに、お客様が行動を起こすためのインセンティブ(特典)を提供すると効果的です。例えば、期間限定の割引、ボーナス製品の提供、無料トライアルなどです。